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勝部真長(かつべ みたけ)


・夢酔独言 ―勝小吉自伝― 勝部真長訳編

 生涯無頼三昧で送った勝小吉が、自分の一生を振り返り、あまりにも下らない生涯であったと観念して、子々孫々のいましめのために書き残した痛快無比の自叙伝。不羈奔放の生活と、徹底した悪党ぶりは、男の原像ともいえる豪放なすがすがしさを感じさせてくれる。
維新をリードした海舟の政治的手腕も、所詮はこの無頼の血によるところ大であることがわかって興味深い。坂口安吾が本書を評して、「最上の芸術家の筆を以てようやく達しうる精神の高さ個性の深さがある」と絶賛したほど、自伝文学としても評価が高い。
海舟研究の権威勝部真長による初の現代語訳版。(角川文庫 カバーそでから)

夢酔独言 勝部真長

カバー装画 下村良之介
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河盛好藏(かわもり よしぞう)


・親とつき合う法

 「親子というものは、ときどき大喧嘩をする必要がある」(“叱られる権利”)。「親とは別のものになりたいと努力しないような子供はダメである」(“親に似たくない子”)。親は子供をどうしつけようとしているのだろうか? 子供は親に何を期待しているのだろうか? 世代の断絶が色濃くなっている今日、人生の達人が親子の微妙な関わり合いについて貴重なヒントを贈る若者の必読書。(新潮文庫 裏表紙から)

親とつき合う法 河盛好蔵

カバー装画 花森安治
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木村直三郎(木村 庄三郎)


・和魂和才のすすめ

 現在、地球上のどこにも、自分ひとりで生きる実力と自信を持つ国はない。各国は、いわゆる石油ショックをきっかけに、全世界的な規模での現代文明の危機を克服する道を真剣に模索している。
そこで求められているのは、それぞれの自然風土と歴史に立脚した文化・制度・技術などを相互に認め合い、それぞれの長所を生かしつつ連帯を強めてゆこうとする姿勢である。日本が国際社会の一員として生きるために、和魂と、それに裏打ちされた和才をもって世界に貢献し寄与しなければならない時代が到来しているのだ。
普遍性にもとづいた「和魂和才」を提唱し、日本のあるべき明日を先取りするエッセイ。(角川文庫 カバーそでから)

和魂洋才のすすめ 木村尚三郎

カバー装画 伊藤鑛治































かんべむさし

<作家紹介>
本名 阪上順、昭和23年(1948)、金沢市に生まれる。関西学院大学社会学部を卒業し広告代理店に勤務。昭和50年に処女作「決戦・日本シリーズ」「背で泣いている」を『SFマガジン』に発表後、作家活動にはいる。
主な作品に『サイコロ特攻隊』『公共考査機構』『建売住宅温泉峡』『社長室直属遊撃課』『言語破壊官』『38万人の仰天』『すっとび晶子の大跳躍』などがある。(中公文庫)





・むさしキャンパス記

「勉強好きそうな顔しとらんな」教師の一言に男かんべむさし、一念発起、見事関西学院大学に合格、昭和41年のことである。
まじめに講義出席と思いきや、「クラブが優先や」と広告研究会に入部、もっぱら地価の部室へ日参した。そこで知り合ったおかしな仲間たちとべたべたつきあい、何とも珍妙なキャンパス生活が始まった。
「できるだけくだらんことを選んで」書いたドタバタむさしのハチャメチャ青春記。(徳間文庫 裏表紙から)

むさしキャンパス記 かんべむさし

カバー装画 佐々木侃司



・巡回洗脳班 ザ・ショートショート

 ワープしているSF,背筋もひんやりの怪奇、ちょっとした洒落たほのぼのユーモア、妖しくも奇妙な幻想・・・・
現実と夢の境界を漂う29のセンス・オブ・ワンダーを詰め込んで、日常の重力からあなたを解き放つ不思議の小説カプセル。文庫オリジナル(中公文庫 裏表紙から)

巡回洗脳班 ザ・ショートショート かんべむさし

カバー装画 佐々木侃司
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