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資格取得試験の願書の書き方

【 見 出 し 】
1. 書き始める前に説明文をよく読む
2. 黒色のボールペンで書く
3. 楷書で丁寧に書く
4. 氏名は、住民票に記載されたものを書く
5. 〇印をつける場所は必ずつける
6. フリガナを忘れない
7. 履歴を書く場合
8. メールアドレスを求められている場合
9. 書き損じたとき
10. 写真を貼る
11. 求められたとおりの書類を添付する
12. 収入証紙を貼る場合
13. 封筒に「御中」を記入する
14. 返信用封筒について
15. チェックについて
16. 提出期間を守る




1. 書き始める前に説明文をよく読む
記入を始める前に願書をざっと見て、説明文を丹念に読みましょう。
説明文には、願書を書く上での注意点や間違えやすい点が記載されていることもあり、なによりも願書に記入するのに必要な情報がなになのかが分かり、記入前に準備をすることができます。
記入ミスを防ぐためにも、履歴を書く際の入学(入社)・卒業(退社)月は記憶があいまいなこともあるので、願書を書き始める前に確認しておきましょう。
料理を作る前に食材を取りそろえるように、願書記入に必要なものを事前にそろえてから一気に記入することをお勧めします。中座をするなどで記入に間をおくと、記入漏れが生じやすいですから。

2. 黒色のボールペンで書く
  願書を記入する際に使用する筆記用具の指定がないことが多いですが、黒色のボールペンで記入することをお勧めします。他の色のインクやフェルトペンで書いたものよりも読みやすいからです。懸賞ハガキではないので、目立つ必要はありません。願書は見てもらうものです。
でも、フリクションはダメですよー

3. 楷書で丁寧に書く
願書はいうまでもなく、あなた自身が読むメモではなく、見てもらうものなので、一画一画を丁寧に書きましょう。クセ字の人は、特に時間をかけて書くようにしましょう。
願書は単なる申込書でもありません。

4. 氏名は、住民票に記載されたものを書く
渡辺の辺(邊、邉)や斎藤の斎(斉、齋、齊、済)の字のように、同じ音の苗字であっても数種類の字体が充てられることが少なくありません。
正式な字体で願書を書くことによって、合格証書や資格証にあなたの正式な氏名が記載されます。ですから、どうかな? と思われた方は、住民票の写しで確認をしてから記入しましょう。

5. 〇印をつける場所は必ずつける
願書には数か所の〇印をつける箇所があります。
例を挙げると
・本籍地や住所蘭の都・道・府・県
・生年月日の元号(昭和・平成・西暦)
・性別
・最終学歴(中学・高校・高専・短大・大学・大学院)
※ 専門学校や大学校は学歴に含めないことが多い
・現在の職業(会社員・公務員・学生・無職など)

〇印をつけ忘れたために、後から確認のメールや電話がきて、めんどうなことになるので注意しましょう。

6. フリガナを忘れない
氏名のフリガナを書き忘れる人がけっこういます。忘れないように。
“ふりがな”とあったら、平仮名で
“フリガナ”とあったら、片仮名で書きましょう。

7. 履歴を書く場合
学歴や職歴を記入する場合は、上の行から順番に古い過去の履歴を記入しましょう。
例:
平成30年4月 〇〇高等学校入学  令和2年3月 ○○高等学校卒業
令和 3年4月 △△大学□□学部××学科入学

当たり前だ、とお思いの方もおいででしょうが、中には最上行に現在の状況を記入し、下の行に行くほど過去にさかのぼるように書く人も実際にいます。

8. メールアドレスを求められている場合
アルファベットと数字が混在するメールアドレスは、手書きでは明確にすることが難しいです。
例えば、数字の「1」と小文字の「 l 」、数字の「2」と「Z」、数字の「0」と「O」など。
文字の下に(エル)のように書くとわかりやすく、必要なメールも無事にあなたに届くでしょう。

9.書き損じたとき
修正ペンや修正テープを使わずに、二重線で消してから近くに書き直すことをお勧めします。この場合、訂正印は必要ありません。かえって印と字が重なり読みづらくなってしまうからです。
かなり広範囲に買い損じた場合は、修正ペンや修正テープを使った方がよいかもしれませんが、記入の修正について説明書に記載がある場合は、それに従ってください。

10.写真を貼る
 1%にも満たない割合ですが、写真を貼らずに願書を提出する人が中にはいます。必ず確認しましょう。
 指定されたサイズの写真の裏にボールペンで氏名を書くのも必須です。万が一剝がれてしまっても、対処が容易です。
 また、写真を貼ってからすぐに封入するのはやめましょう。十分にノリが乾いてから封入しましょう。写真を貼ったノリが他の書類についてしまったら、汚損の原因になります。

11.求められたとおりの書類を添付する
 住民票の写しや登記簿抄本、卒業証明書(卒業証書ではありません)などの添付を求められることがあります。求められたとおりの発行日・内容・形式の書類を取り寄せましょう。
本籍の記載を求められることが多いですが、マイナンバーや住基台帳コードを求められることはまずないので注意しましょう。「過ぎたるは及ばざるがごとし」
また、求められていない学歴書や職歴書、取得資格書などを添付する人もいますが、なんの意味もありません。やめましょう。

12.収入証紙を貼る場合
 自治体が行う資格試験の場合は、出願料を原書に剣の発行する「収入証紙」を貼って収めます。
この際、金額が少ないのは勿論ダメですが、多いのもいけません。余分の金額の返還手続きが発生するからです。
また、「収入証紙」と勘違いをして「収入印紙」を貼る人がいます。「収入印紙」は税金を納めるもので、税務署や郵便局で販売しています。「収入証紙」は、市役所や指定の銀行で販売されています。

13.封筒に「御中」を記入する
 願書を送る封筒の宛名の下に「御中」と書く。
 これは、礼儀としてです。たとえ書かなくても、あなたに不利益はありません。
 「様」ではダメですよ。

14.返信用封筒について
 受験票などを送ってもらう返信用封筒に3つのポイントがあります。
 ・返信用封筒に指定された金額の切手を貼る。
  これもうっかり忘れてしまう人が多いです。気をつけましょう。
  ちなみに、指定された金額を上回る額の切手を貼ってもかまいません。
 ・氏名およびあなたが封書を受け取る所在地と郵便番号を記入する。
  宛先は、あなたが受験票を受け取るのに都合がよい場所を書いて下さい。住所である必要はありません。
 ・宛名(あなたの名前)の下に「様」が印刷されている場合は、そのままに、なにも印刷されていない場合は、「行」を書きましょう。

15.チェックについて
 できれば、作り終えた願書を家族や友人に見てもらいましょう。
 自分では「完璧だ」と満足しても、他の人が見ると間違いが見つかることもあります。

16.提出期間を守る
 あたりまえのことですが、提出期限を過ぎると願書は受理されません。あなたのしてきた修練を発揮する場が与えられません。
まだ大丈夫と思っているうちに期限が近付き、ドタバタすることがないように、提出期間内の早めに提出しましょう。


以上、長々と書いてきましたが、受験がスムーズにいくために役立つことができれば幸いです。































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