FC2ブログ

東京オリンピック考1 卓球混合ダブルス


はじまってみれば、オリンピックは楽しく、感動させられることが多い。
 
中でも、水谷隼さんと伊藤美誠さんペアによる、卓球混合ダブルスの試合にはドキドキさせられた。パトリック・フランツィスカさんとペトリッサ・ゾルヤさんとの準々決勝の最終ゲームでは、2―9の劣勢から追いつき、何度もマッチポイントを握られながらも勝利を手にしたのだから素晴らしい。
観ている方が「もうダメだ」と思うような状況を、1点ずつ積み重ねていった行程はとても大変だっただろう。水谷・伊藤ペアが少しずつ追い上げているときに、テレビで解説をされていた方が、「ドイツペアの方が追い込まれている」と言われていたが、きっとそうだったのだろう。

スポーツは、『心・技・体』がそろって整った時に、最高のパフォーマンスができると言われているが、試合の最中に技術力が上下するとは考えにくい。また、ケガや病気、疲労で体力が落ちることがあっても、急激に上がるとは考えられない。結局、『心(精神力)』が、試合中にパフォーマンスに影響を与える割合が多いと考えられる。

卓球は、失点による「しまった」が心を占めてしまい易い競技だと思う。「しまった」「どうしよう」と考えている間は、心が “過去” に向けられており、心のバランスは悪い状態にあるのではないだろうか。「どうしよう」が解決策を得て「こうする」と考えると心が “現在” へ移り、心のバランスが良くなる。失点が重なれば、 “過去” をひきずってしまい、パフォーマンスが悪くなる。
だから、試合中に “流れ” ができ、“流れ” を取り戻さなければ、ズルズルと失点を重ねてしまう。

では、水谷・伊藤ペアはナゼ “流れ” を取り戻すことができたのだろうか。
私は、積み重ねてきた経験値によるものではないかと思う。経験値が高ければ、解決策を見出しやすい、“流れ” の取り戻し方も知っている、相手の心理状態も察知できる、そして心に余裕ができる。
心が騒がない冷静さが、勝利の秘訣ではないでしょうか。もちろん、技術力も体力もあってのことですが・・・


決勝戦で中国ペアに逆転勝利をし、オリンピックで念願の一位になって「おめでとうございます!」そして「感動をありがとう!」





関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR