東京オリンッピク考 ソフトボール
やはりオリンピックは、他の競技大会を超える一流アスリート達がしのぎを削る場だった。
ソフトボールの決勝戦だけでも、日米両軍が見せた数々の眼を見張るようなプレーにうならされた。
1回裏の、ワイルドピッチを拾ったキャッチャーからホーム上の上野投手への送球による刺殺は、キャッチャーからの送球が正確さによるものに見えた。また、6回裏、ランナー1,2塁のピンチに、強烈なライナーをサードがはじき、それをバックアップしていたショートが捕球し、帰塁できなかった2塁ランナーをアウトにして併殺を成立させたプレーは、決して奇跡ではない。身を挺して捕球しようとしたサード、忠実にバックアップをしていたショートの状況をよく理解したうえでの判断と俊敏さ、そして2塁主の堅実さは全て練習の賜物に違いない。
アメリカの守備も見事だった。ホームランになりそうな大飛球を、2度も好捕する質の高いプレーを見せてくれた。
6回裏のあのプレーの後に、アメリカの選手がいつまでも見せた、呆然とした表情が印象的だ。






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