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大野晋(おおの すすむ)


<作家紹介>
1919年、東京生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒業。学習院大学などで、日本語学者として教鞭をとる。平成2(1990)年、『光る源氏の物語』で芸術選奨文部大臣賞受賞。平成6(1994)年、『係り結びの研究』で読売文学賞受賞。平成20(2008)年没。





・日本語について

 今日の日本語の混乱は、社会的な問題とさえなっている。しかし、日本語への言及は、日本語が築き上げている日本文化そのものへの適切な認識なしになしえない。
著者は、「日本とは何か」の問いを学問的出発点とし、日本人の精神生活の源初を明らかにする手段を国語学に求めた。著者の方法と立場の強靭さが、その専門分野をこえて、多数の共感をうる説得力あふれる日本語および日本文化論を展開する原動力となっている。(角川文庫 カバーそでから)

日本語について 大野晋

カバーデザイン 代田奨

 私は「日本語」そのものの成立に関心を持ち、その歴史的展開のあとをこまかに知ろうとつとめた。そして、日本語を成り立たせている語彙と造語力との関係、文字の果たす大きな役割について多少の理解を持つようになった。それによって、表記組織の改革にあたっての誤り、未熟さ、拙劣さが分かるようになった。(角川文庫 表紙から)

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