多田道太郎(ただ みちたろう)
・ことわざの風景
笑いで磨かれた庶民のことばには、深い“人生の知恵”が隠されている。つるの一声、にそくのわらじ、ぬすっとにも三分の理 etc. ― 凝縮された世相・処世訓・人間の機微をすくいあげ、生活のなかで育てられたことわざの魅力をさぐる。著者の軽妙洒脱な語り口は、成立の背景から、広い“文化の風景”へ誘う。(講談社文庫 裏表紙から)

カバー装画 山藤章二
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・しぐさの日本文化
ものまね、あいづち、低姿勢、はにかみ、しゃがむ、咳払い等、「しぐさ」は、わたしたち自身の最も身近な「文化の表徴」とでもいうべきものである。
本書において著者は、いままで、ともすれば見のがされがちであった「しぐさ」「身振り」を取りあげ、そこに日本人の特質をさぐろうとこころみ、みごとな成功をおさめている。たんに、この分野での先駆的成果というにとどまらず、エスプリにあふれ、一読おのずと新しい「見かた」「目」を与えてくれる、名品というべきエッセイ集である。(角川文庫 カバーそでから)

カバー装画 山藤章二
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