五味川純平(ごみかわ じゅんぺい)
<作家紹介>
1916(大正5)年3月15日満州に生る。大連第一中学校より東京外語英文科にすすみ、卒業後満州・昭和製鋼所に入社、鞍山本社調査部に勤務。1943年招集をうけ、東部ソ満国境を転々とする。1948年引揚げ。主要著書に「人間の条件」「戦争と人間」(三一書房)「歴史の実験」(中央公論社)(文春文庫から)
・ノモンハン(上)
「戦争の勃発そのものが信じられぬほどに軽率であり、戦闘継続の経過に周密な思慮の働いた形跡が見られない・・・・」(あとがきより)
ノモンハン事件は、日本軍が経験した最初の本格的な近代戦であったが、その結果は帝国陸軍史上最大の無惨な完敗であった。膨大な資料と新しい証言を駆使して、その実態に肉薄する注目の戦記。(文春文庫 裏表紙から)

カバー装画 安彦勝博
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・ノモンハン(下)
ノモンハン事件は小型「太平洋戦争」であった。それは太平洋戦争の末路をまごうかたなく予告していたのである。
この悲惨な軍事的教訓をあるがままに正当に評価すれば、それから僅か二年三カ月後に大戦に突入する愚は回避できたはずである・・・・ノモンハンに轟いた砲声は、日本にとって、運命が扉を叩く音であった。(文春文庫 裏表紙から))

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