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新選組物語 ― 子母澤寛 ― ネタバレのない読後感想


現代社会からは想像もつかない、血なまぐさい話で埋め尽くされている。
“幕末に咲いた徒花” というイメージよりも、立身出世の夢に集い、おごり、猜疑心と裏切りの中、厳しい隊規で縛り縛られた集団が、新選組であることが見えてくる。
結成からわずか6年ほどで新選組としての活動は終わったが、動乱の時期ならではの濃さをあとに残している。
元隊士や関係者が回想する言葉をまとめた、事実の断片ともいえる書です。
収録されている『新選組』と『流山の朝』は、著者が調べたことを素に、新選組への著者からの憐みとやさしさのある目線で描かれた、想像の物語です。
敗れ続けていく中、自嘲とともに過ぎ去った日々を振り返る。やり尽くしたという思いと
成し遂げられなかったという思いが、それぞれの隊士の心に交錯する。
新選組の真実を知りたい人にとって、必読の一冊です。

新選組物語 子母澤寛

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