元号と名前
ひき続き、元号がらみの話です。
元号を由来として会社や学校、個人の名前を付けるケースが多々あります。まずは身近なところで乳製品やお菓子の明治、明治安田生命保険、大正製薬、昭和産業、昭和シェル石油、昭和電工などが有名どころだと思います。
学校は、慶応大学、明治大学、明治学院大学、大正大学、昭和大学、昭和女子大学、帝京平成大学など付属の学校を含めると、かなりの数に上ります。
土地の名称にも使われています。大阪市の大正区、名古屋市の昭和区、明治町は国内の各所に有りますし、熊本には平成という地名があります。
人の名前は如実に時代を表していたようです。特に昭和生まれの女の人に、和子や昭子が多いことは良く知られています。さすがに平成から取って、平子や成子は目にすることがありません。もちろん時代が変わり、〇〇子と名付けることもまれになったからでしょうが。
名前の話のついでに。長谷川町子さんが書かれた、「サザエさん」のメインの家族となる磯野家とフグ田家のなかで、波平だけが漢字表記です。フネ、サザエ、カツオ、ワカメ、マスオ、タラは、かた仮名表記です。もしも漢字表記だったら、舟(船)、栄螺、鰹、若布、鱒夫(男)、鱈となるのかもしれませんが、子供には難しくて、とっつきにくい感じがします。まっ、どうでもいい話ですが・・・
さて、改元が名付けの要因となるのでしょうか。ひそかな楽しみです。
【十年一昔】
十年の間でも、世の中に大きな変化があること。






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