スリランカビジネス旅行 4 / Geragama Tea Factory、Green View Hotel
バティック(ろうけつ染め製品)の買付けと紅茶工場の見学のためにキャンディを目指す。2泊3日の予定を組み、ゆったりとした旅です。残念ながら、まだ高速道路が出来ていないため、国道A1を北上。徐々に山を登っていくため、大型トラックやトゥクトゥクなど馬力のない車両があると、かなりの低速度をよぎされなくなるのですが、そこはスリランカの運転は容赦なく追い抜いて行きます。片側1車線ですが、複数台を追い抜いて行くのはもちろん、アウトからのかぶせ、インからの差し、クラクションを鳴らしながら何でもアリに見える過激な運転。いつもながらドキドキさせられます。
途中でGeragama Tea Factoryへ立ち寄り見学。女性の案内で、歩いて近くの茶畑へ。日本で見る茶畑に似ているが、急斜面にも植えられていたり段違いに植えられているなど、整然と植えられている日本の茶畑と比べるとラフな感じを受ける。
茶葉が焼けないように、背丈の高い他の木も一緒に植えられています。この木の落ち葉が肥料にもなるそうです。
摘む茶の見本を見せてもらいました。ゴールデンチップスとシルバーチップスの茶葉は、普通のお茶の木と異なり、少し赤みが差した茶葉です。
途中で茶摘みをした女性に出会いましたが、毎日16kg以上を摘み、おしなべて20kg以上摘むそうです。摘んだ量により、報酬も異なるということでした。
工場内は、温風による乾燥、機械による茶揉み、ふるいの目を変えながらのふるい掛け、発酵の順に進んでいきます。年季の入った機械と人力が組み合わさった、イギリス統治時代を思わせる工程です。見学は無料ですが、お礼に200スリランカルピーを案内の女性に渡す。

見学後にお茶をいただきながら、気に入った紅茶の購入。BOPを飲みました。話には聞いていましたが、香、味ともにこれといった特徴のないのがキャンディ産の紅茶です。追加にグリーンティーをいただきました。写真にあるように、茶葉をカップに直接入れて飲むスタイルです。日本の緑茶とは異なるようです。見た目は、茶揉みと乾燥が不十分なように見えましたし、飲んでみると香が薄く、味もこくが感じられませんでした。


購入したのはフレーバーティーのセット。ひと箱700スリランカルピーと少し高め。主張のないキャンディの紅茶が、フレーバーを生かせるのではないかと期待しています。


ホテルは、Green View 市街地から10Kmほど離れたところにあります。エントランスには色とりどりの花が咲き、ジャックフルーツの木もある自然の中のホテルです。冷蔵庫がないのが残念でしたが、清潔でスタッフも優しくお得感が強い。




夕食は、近くのHIMROというお店でホッパーをいただく。プレーンと卵入りを2個ずつ食べ、二人分の料金が340スリランカルピー(日本円換算で約215円)。信じられない!



途中でガイドさんがビールを買いたいというので酒屋さん(写真を見てください)へ立ち寄る。タバコとお酒への規制が厳しい国なので、酒屋さんはこんなたたずまい。ビールが冷えていないと、ガイドさんがプリプリ。

ホテルに戻ると8時から9時までの計画停電中。ホテルのスタッフが中国製のLEDランタンを貸してくれたので、エントランスの外で夕涼み。こういう経験もありだな。






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