スリランカ爆弾テロ
またもや悲惨な出来事が起きてしまった。
4月21日のイースターの日、コロンボなどスリランカ国内で自爆テロなどにより多くの方々が死傷した。
2009年まであった内戦時にも、爆弾による殺傷事件があったそうだが、その多くは政府機関のあるビルや軍事施設がターゲットになっていたが、今回のターゲットがキリスト教の教会や外国人観光客が多く宿泊するホテルであったことに違いがある。
キングスベリーホテルは、コロニアル風の敷居の高そうなホテルであるし、シャングリラに至っては、まだできたばかりでショッピングモールが建設の最中にある。世界各地から観光に、ビジネスに訪れる人たちが好むホテルばかりだ。
タリバンの暗躍などがあってから、スリランカの人たちの間でもムスリム(イスラム教徒)への偏見が見え隠れしていたが、このテロにより何の罪もないムスリムに対する反発が起きなければよいがと危惧を覚える。
宗教問題、人種問題は、日本に住んでいるとあまり実感がわかないが、世界中で経済問題以上の懸念となっている。
ここにスリランカに住む友人からのメッセージを記します。
”We had almost 10 years normal life since May 2009 but now we are facing new problem.
I don't know how to survive.
I don't want my kids to go under these stressful life what I have gone through during beautiful age of my life."
「私たちは、2009年5月以来ほぼ10年の間平常の生活を送ってきたが、今新しい事態に直面している。
どうやって無事に過ごすことが出来るのか分からない。
私が人生の中でもっとも輝ける年齢の時に経験したような、緊張した時間を子供たちに送らせたくない。」
多くの亡くなった方々のご冥福と傷ついた方々の癒しを祈ります。






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