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スリランカビジネス旅行 10 / 紅茶ブローカー





いよいよ最終日。昨日のマッサージのおかげで、体の不調を感じない。
ホテルのオーナーと友人が知り合いだったので、15:30までのレイトチェックアウトをお願いしてくれた。またここに泊まろうという気になる。

今日一番の目的は、紅茶のブローカー事務所を訪問することです。スリランカの紅茶は、例外を除いて生産した90%をスリランカ紅茶局のオークションに出品しなければならない。残りは、自己使用や従業員に配ったり、独自に小売りをしたりすることが出来る。
ブローカーの役割は、生産者(農家や紅茶工場)の望む価格を聞いたうえで農家や紅茶工場がオークションに出すお茶を鑑定し、生産者に代わってオークションへの出品手続きをします。ブローカーの実入りは、生産者からの手数料です。ブローカーは、国内に7件あるそうです。
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茶葉のグレードを確かめるためのフルイ

写真にあるように、長い台の上に『これでもか』というように記号がふられた茶葉が並んでいる。ここには、紅茶のグレードの中でも、いちばん茶葉が細かいDust が並んでいます。
明日のオークションへ出品するための準備中だそうです。
テイスティングの仕方を教えてもらう。まず茶葉の色、粒子、香り、触った感触を観たのちにテイスティングをする。紅茶は5分以上蒸らしたもので、味や香りがはっきりと判りやすいようにしてある。お茶の色あいを見たのちにスプーンでお茶をすくい、『ズズズッ』とすする。口の中(特に前歯の裏あたり)で味と香りを確かめる。口に含んだお茶は飲まずに専用の瓶へ吐き捨てる。水で口をすすぐこともなく次のお茶のテイスティングに移ります。いくつか味わって見ると、明らかな違いを感じられる。美味しいとか不味いとかいうのではなく、甘味、渋み、えぐみに加えて香の違いもわかる。なかにはスモーキーなものがあったので、鑑定士に訊いてみると「茶葉の発酵に失敗したもの」という説明でした。
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オークションは、ほぼ毎日のように開かれています。日本と違い年中暖かいため、ほぼ10日で新芽が出るそうですから、さもありなんです。
とてもいい経験をさせてもらいました。

昼食は、“大北京”で中華料理。二人で6835スリランカ・ルピー。香辛料が苦手な人にはお勧めできません。

いろいろ買いすぎたので、スーツケースに入らないものはガイドさんに託しEMSで送ってもらうことにする。
いつものとおり高速道路がすいており、早めに空港に到着。スリランカでの新年が間近なせいなのか、空港は通常に比べてすいているようだ。搭乗手続きも比較的にスムースに行き、あとは免税店でのお土産さがし。だんだんと空港内の免税店や飲食店が増えて、観光立国を目指している様子がうかがえる。家内からのリクエストで“シャネルのオードトワレ No.5”買う。あれこれ考えるのが面倒なので、娘に“Carolina Herrera のオードパフューム GOOD GIRL”を買う。

成田空港へ向かうスリランカ航空機内では、横浜で働いている姉に会いに行くというお嬢さんの隣。行きが肩幅の広いおにいさんの隣だったので楽に感じる。機内食は、ベジタリアン向けの物しか残っていなっかたので、試に食べてみたが・・・
前日に東京でも雪が舞ったという東京の上空は良く晴れており、富士山の遠景も望めた。無事に帰国。






























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