新型コロナウイルスによる致死率にまやかし?
一昨晩、志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなり、このウイルスの怖さを感じた人も多いだろう。
ワイドショーなどで、新型コロナウイルスによる致死率は低いと言っているが、まやかしを感じるので理由を記します。
3月31日午前7時時点で、厚生労働省が発表した国内の感染者、死亡者、回復者の累計は次の通りです・
感染者: 1,953人
死亡者: 56人
回復者: 424人
致死率は、感染者に対しての志望者の割合だとしている。
56人/1,953人 = 2.86%
しかし、果たしてそうだろうか。感染者の中に1,473人(1,953人- 56人-424人)の治療を受けている患者がおり、
この患者たちが、回復者になるのか、それとも治療の甲斐なく亡くなってしまうのかは誰にもわからない。
したがって、本当の致死率を求めるのであれば、治療を終えた人に対する志望者の割合とするのが当然であろう。
つまり、
56人/56人+424人=11.66%
とても高い致死率だといえる。
ちなみに、3月30日時点の国外の感染者、死亡者、回復者の累計は次の通りなので、
感染者: 690,646人
死亡者: 33,045人
回復者: 163,419人
国外での致死率は、16.81%にものぼる。
決定的な治療方法もない中、感染力が強く致死率が高い目に見えないウイルスから、身を守ることの困難さを
改めて認識する必要があるのではないだろうか。






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