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新型コロナウイルスが暴き出す ”心の光と闇”

新型コロナウイルスの感染拡大が衰えてきたことは、本当に喜ばしい。多くの人の努力の結実だと言える。

南ヨーロッパで感染が広まり、病室をはみ出すほど多くの人が横たわる様子をテレビで見たり、遺族が感染予防のために死者に別れを告げることもできないまま埋葬されているという報道から、人の尊厳までを奪うウイルスに恐怖を感じた。

そんな中、休息することが出来ないような長時間労働に耐えられないことや、患者数の多さゆえに治療の優先順位付け(命の選別)をしなければならないことを涙ながらに訴える医療従事者の姿に、尋常ではない献身を見た。
そして、医療従事者に対して拍手を送り、メッセージを書き、そして青い照明で感謝を示す市民が大勢いた。これは、東日本大震災の後で合言葉のようになった「絆」と同様に、助け合いの心の表現であり、危機的な状況で照らし出された人間の心の「光」の部分だ。
一方で「闇」の部分も色濃く表れた。例えば、医療従事者の子供が公園で遊ぶことを拒否する大人たち。休業要請に従えと匿名の張り紙をする自粛警察。ひどい奴は店のガラスを割ることさえした。
いずれも「憎しみ」が、その根幹にあると思う。
遊ぶことを拒否したケースでは、感染への心配・恐れが根源にあるとする人もいるが、それは違うと思う。人は恐れるものから逃げようとするのが基本的な心理であり、恐れるものを遠ざける行為は、それを憎む心理の方のウエイトが高いと思う。「感染しているかもしれないのに、なぜ公園に来るの?非常識でしょ。」という心理だ。
自粛警察についても同様で、行き過ぎた正義感や誤った正義感などではない。「憎しみ」そのものが、この行動に駆り立てている。「許せねー!」という思いだけだ。
そもそも警察ならば身分を名乗る。匿名などではない。器物を損壊するような罪も犯さない。

「憎しみ」は、自分自身をむしばみ、滅ぼすよ。
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