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藤沢周平(ふじさわ しゅうへい)


懸命に生きる市井の民や下級の武士を描いた時代小説の書き手として有名だが、ジャンルはそれにとどまらず池波正太郎が書くような剣豪ものや捕り物なども書いている。
故人となってからも、テレビドラマが作られ続けていることからみても、人情の機微を伝える作品の普遍性と主人公たちの描き方の確かさがうかがいしれる。


・闇の傀儡師(上)
 筆耕稼業で気儘に暮らす御家人くずれの鶴見源次郎は、ひょんなことから深手を負った公儀隠密をたすけ、松平家へ宛てた密書を託される。紙片には「八は田に会す、ご用心」とある。田とは老中田沼意次。そして八とは八嶽党。それは幕府を怨み連綿と暗躍を続ける謎の徒党であった。伝記小説風の色彩あざやかな本格時代小説。(文春文庫 裏表紙から) 
 
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カバー装画 蓬田やすひろ

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・闇の傀儡師(下)
 とおく慶安の昔から将軍職継承に絡み不穏な動きを続ける謎の集団・八嶽党。右近将監とその闇の徒党との争いは日々熾烈な展開を見せ、鶴見源次郎の身辺も次第に血の匂いにみちてくる。そしてついに、世子・大納言家基が奇怪な最期をとげる。毒殺説が流布され、激昂した将監は田沼を激しく追及するのだが・・・・。(文春文庫 裏表紙から) 

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カバー装画 蓬田やすひろ


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・暗殺の年輪
 藩の権力争いの蔭で過酷な宿命に翻弄される下級武士・・・・武家の非情な掟の世界を端正な文体と緻密な構成で描き、直木賞を受賞した表題作。ほかに、暗澹たる人生を歩み続ける男たちの生きざまに深い共感をこめた「黒い縄」「ただ一撃」など四篇を収める。本格時代小説のみが持つ味わいと風格を感じさせる傑作集。(文春文庫 裏表紙から) 

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カバー装画 中野佳子

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・隠し剣狐影抄
 剣客小説のジャンルに新たなかたちを示したシリーズとして好評の“隠し剣”連作集七篇。凶々しいばかりに研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たち、」またその技凄じきゆえ、その身に悲運を呼ぶくらい因果。この作家ならではの色調と静かな語りで展げられる名品集である。「邪剣竜尾返し」「宿命剣鬼走り」など。(文春文庫 裏表紙から) 

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カバー装画 蓬田やすひろ



・花のあと
 娘ざかりを剣の道に生きたある武家の娘。色白で細面、けして醜女ではないのだが父に似て口がいささか大きすぎる。そんな以登女にもほのかに想いをよせる男がいた。部屋住みながら道場随一の遣い手江口孫四郎である。老女の昔語りとして端正にえがかれる異色の表題武家物語のほか、この作家円熟期の秀作七篇!(文春文庫 裏表紙から)

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カバー装画 蓬田やすひろ

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・闇の歯車
 屈託ありげに黙々とのむ常連。浪人に遊人、老隠居に商家の若旦那。そしてこの四人につきまとう謎の男。やがて男たちは夕闇にきえていった。誰が操るのか、皮肉なさだめに人を引きこむ闇の歯車が回る。―押し込み強盗をはかった男達と、それぞれに関わる女達の数奇な人生を描いたサスペンス時代長編。(講談社文庫 裏表紙から)

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カバー装画 原田維夫

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