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吉行淳之介(よしゆき じゅんのすけ)


大学生だった私から見て、かっこいいモテそうなおじさんは、実際にモテたらしい。作風も、これでもかと笑いを誘い続ける遠藤周作とは一味ちがい、オトナの世界を感じさせられた。



・悪友のすすめ
 遊びの達人が、スラプスティック式つまりドタバタ喜劇風に語る、小説家や漫画家、奇人怪人粋人、美女たちとのユーモラスな交遊。
麻雀パチンコ酒女、そのほか風変りなでおかしいエピソードを紹介しながら、人生の手ざわり豊かな、憂世の巷に爆笑、哄笑の花々をまきちらす洒落た本。(角川文庫 カバーそでから)

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カバー装画 松野のぼる

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・怪談のすすめ
 “現代の怪談”とはなにか? ユーレイやオバケは過去のものとなった。けれども今の時代にも、コワイ話はいろいろある。そしていちばんオソロシイのは、やはり人間である。
 超能力・宇宙人・変身・整形・性病・コールガール・ラブホテル・同棲愛・ノゾキ etc.怪奇談風の事件をユーモラスに語る、36話のエピソード集。
夏の夜におくるベストセラー・エッセイ「すすめシリーズ」の第4弾。(角川文庫 カバーそでから)

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カバー装画 松野のぼる



・軽薄のすすめ
 “重厚”を良しとし、“軽薄”を軽んじる世の良識と風潮に対し、敢えて逆説的な発言を試みた軽妙にして達意の好エッセイ集。
独自の諧謔と諷刺の装いの下に、キラリ、“当代の文士”の反骨が光る。世のこと、男と女について、幼時から青春時代の回想、交友、病気、身辺のことどもを語りながら、潔くすがすがしい。我知らず、微笑と共感を誘われ、愉しみながら勇気を与えられる書である。(角川文庫 カバー そでから)

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カバー装画 松野のぼる



・焔の中
 敗戦を二十一歳で体験した著者の、かけがえのない、文字どおり“焔の中の青春”の証言がここにある。不幸なまでに過剰な感受性を戦争の轍にふみにじられ、予想される師の影のもとでわずかに若い生命の火を暗く燃やす。
親しい友は原爆で死に、一人、荒廃した焦土に若者は立つ。歳月をこえ胸に迫る著者の自伝的長篇。(中公文庫 裏表紙から)

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カバー装画 クレー 綱渡り師(ベルン美術館)

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・にせドンファン
 Q大学英文科助教授花岡文雄、29歳。それが男の昼の顔である。彼には、ジキルとハイドの二つの顔がある。
夜になると、そのために用意された部屋で変身し、華やかな都会の森へ密猟に出かける。OL、バーの女の子、マダム、看護婦、女子大生・・・・と、次々に関係してゆく彼は、エリートと狼の生活を楽しんでいるかに見えた。
そして一見プレイボーイの彼を最後に待っていたもの、それはまるで悪い夢でも見たような復讐だった。女と別れ、夜の街をひとり歩きながら彼はつぶやく。「おれは、一体何者なんだ」
現代人の意識の中にひそむ二重性と願望を、都会的センスとユーモアで鮮やかに描きだした快心の長編小説。(角川文庫 カバー そでから)

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カバー装画 和田 誠




・面白半分のすすめ
 地面を這いまわるような青春時代でも、恋愛でムゴイ目にあっても、どこか“面白半分”風の余裕をもちたい・・・・。
戦争末期から終戦後の混乱期に過ごした自らの青春像を鮮やかな筆で描出した「青春放浪記」。
他にユーモアと哀歓にみちた「酒場一夜一夜」「男と女の間」の二篇を収録。
ベストセラー『不作法のすすめ』の著者が、平明にして達意の文章でおくる、滋味あふれるエッセイ集。(角川文庫 カバー そでから)

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カバー装画 松野のぼる




<作家紹介>
大正十三年(1924)岡山市に生まれ、三歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十八年9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。二十九年「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品『原色の街』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮れまで』、短篇に「娼婦の部屋」「鳥獣虫魚」等。(中公文庫 カバーそでから)












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