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司馬遼太郎(しば りょうたろう)


きっと誰もが、その名を知っている小説家ではないだろうか。一部には「歴史を歪曲している」と批判をうけているが、人気があるゆえの代償か。
私の父母も司馬遼太郎の小説が大好きで、本棚にズラッと並んだ背表紙は図書館の様であった。
私自身は何から読み始めたのか定かな記憶はないが、「竜馬がゆく」や「最後の将軍」などの幕末を描いた小説だったのではないかと思う。母や姉などは、「新選組血風録」を読んだ後に東京都の日野へ足を運んでいた。歴女のはしりか・・・
いずれにしても、読書の楽しさを教えてくれた作家であることは間違いない。


<作家紹介>
大正十二年(一九二三)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。戦後間もなく、産経新聞社に入社し、文化部記者となる。昭和三十四年、『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。
三十六年出版局次長を最後に産経新聞社を退社。同四十二年『殉死』により第九回毎日芸術賞を受賞。主なる著書、『上方武士道』『豊臣家の人々』『国盗り物語』『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『空海の風景』ほか。(中公文庫から)





・燃えよ剣 上巻
 幕末の動乱期に新選組副長として剣に行き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑なな生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上がりの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。(新潮文庫 裏表紙から)

燃えよ剣 上巻

カバー装画 池田浩彰


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・燃えよ剣 下巻
元治元年六月の池田屋事件以来、京都に血の雨が降るところ、必ず土方歳三の振るう大業物和泉守兼定があった。新選組のもっとも得意な日々であった。やがて鳥羽伏見の戦いが始まり、薩長の大砲に自刃でいどんだ新選組は無残に破れ、朝敵となって江戸へ逃げのびる。しかし、剣に憑かれた歳三は、剣に導かれるように会津若松へ、」函館五稜郭へと戊辰の戦場を血で染めてゆく。(新潮文庫 裏表紙から)

燃えよ剣 下巻

カバー装画 池田浩彰

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・新史 太閤記(上)
 日本史上、もっとも巧みに人の心を捉えた“人蕩し”の天才、豊臣秀吉。生まれながらの猿面を人間的魅力に転じ、見事な演出力で次々に名将たちを統合し、ついに日本六十余州を制覇した英雄の生涯を描く歴史長編。古来、幾多の人々に読みつがれ、日本人の夢とロマンを育んできた物語を、冷徹な史観と新鮮な感覚によって今日の社会に魅せられたもっとも現代的な太閤記である。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 下田義寛

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・新史 太閤記(下)
 備中高松城を水攻めのさなか本能寺の変を伝え聞いた秀吉は、“中国大返し”と語り伝えられる強行軍で京都にとって返し、明智光秀を討つ。柴田勝家、徳川家康ら、信長のあとを狙う重臣たちを、あるいは懐柔し、あるいは討ち滅ぼすその稀代の智略は、やがて日本全土の統一につながってゆく。常に乱世の英雄を新しい視角から現代に再現させる司馬遼太郎の「国盗り物語」に続く戦国第二作。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 下田義寛

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・馬上少年過ぐ
 戦国の争乱期に遅れて僻遠の地に生まれた故に、奥羽の梟雄としての位置にとどまらざるをえなかった伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』。英国水平殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐって、あわただしい動きを示す坂本龍馬、幕閣、英国公使らを通して、幕末の時代象の一断面を浮彫にした『慶応長崎事件』。ほかに『英雄児』『喧嘩草雲』『重庵の転々』など7編を収録する・。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 下田義寛

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・歴史と視点 ―私の雑記帖―
 歴史小説に新しい時代を画した司馬遼太郎の発想の源泉は何か? 帝国陸軍が史上初の惨敗を喫したノモンハンの戦いを、太平洋戦争を戦車隊員として戦った自身の体験と重ね合わせながらふりかえり、敗戦に至る壮大な愚行に対する一つの視点を呈示するなど、時代の諸相を映し出す歴史の搏動をとらえつつ、積年のテーマ“権力とは”、“日本時とは”に迫る独自な発想と自在な思索の軌跡。(新潮文庫 裏表紙から)

歴史と視点 ―私の雑記帖―

カバー装画 富岡惣一郎

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・草原の記
 史上空前の大帝国をつくりだしたモンゴル人は、いまも高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満州・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凛々しくモンゴルの草原に立つその女性をとおし、遊牧の民の歴史を語り尽くす感動の叙事詩。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 中島千波

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・アメリカ素描
 普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。―初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 司馬遼太郎




・古往今来
 古往今来とは「昔から今まで」の意である。『私は「古往」が単独に存在するのは、にがてである。人間を考える場合、そのひとを成立させている歴史的条件を巨細に見、その時代の気分を感じねば、そのひとの心も行動も動いてこないし、さらにはそのひとの人生の価値についての値ぶみも、しようがない。―「今来」のなかにいるよき人を「古往」のなかに置いてひそかに歩かせてみる愉悦はたとえようもない』(中公文庫 あとがきより)

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カバー装画 須田剋太




・王城の護衛者
 王城の護衛者としての使命を、唯一の支えにして、激動する幕末の難局に掉さした会津の青年藩主、松平容保が政治の術数に翻弄される悲劇の生涯をつづる名編。
他に、「加茂の水」「鬼謀の人」「英雄児」「人斬り以蔵」を収録。(講談社文庫 裏表紙から)

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カバーデザイン 亀倉雄策

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・豊臣家の人々

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カバー装画 風間 完

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・手掘り日本史
 “私の書斎には友人たちがいっぱいいる”「夏草の賦」「竜馬がゆく」「峠」など個々のロングセラー作品を手がかりに、歴史を賑わせた英雄・英傑の人間像を甦らせ、更には膨大な資料に貫かれた鋭い史眼と著者独自の発想の原点を解き明かす。司馬文学の核心に触れる語り下しエッセイ。(集英社文庫 裏表紙から)

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カバー装画 後藤市三

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・言い触らし団右衛門
 時は戦国末期、諸国に牢人があふれ、おのれの才能武芸を用いる主君も少ない。PRこそ天下に名をとどめる道と、ひたすらに売名に専念し、望みどおり名に生き名に死んだ塙団右衛門の物語ほか、豪傑後藤又兵衛、岩見重太郎など、独創的視点で乱世の侍の生死の姿を浮彫にする、司馬文学の醍醐味を満喫させる短篇五篇(中公文庫 裏表紙から)

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カバー装画 風間 完



・新選組血風録
 秋霜の如くきびしい隊規のもとに、剣に生き剣に死んでいった新選組隊士たち。近藤勇、沖田総司など、かれら一人々々の哀歓を、冴え冴えとした筆で浮彫にする。司馬文学を代表する会心の秀作。(中公文庫 裏表紙から)

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・最後の将軍
 ペリー来航以来、開国か攘夷か、佐幕か倒幕かをめぐって、朝野は最悪の政治混乱に陥ってゆく。文久二年、将軍後見職として華々しく政界に登場したのちの十五代将軍徳川慶喜は、優れた行動力と明晰な頭脳をもって、敵味方から恐れと期待を一身に受けながら、抗しがたい時勢の流れにみずから幕府を葬り去らねばならなかった(文春文庫 裏表紙から)

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カバー装画 風間 完

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・大坂侍
 明けても暮れても金、金の大坂では、武士道も額面通りは通らない。義のために突き進もうと、鳥居又八は江戸の彰義隊に参加するが・・・・。幕末大坂の、武士と町人の気風を語る表題作の他、上方の心意気を軽快に描く好短編。「和州長者」「難波村の仇討」「法駕籠のご寮人さん」「盗賊と間者」「泥棒名人」の五編を収録。(講談社文庫 裏表紙から)

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カバー装画 彰義隊絵巻(円通寺蔵)

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・最後の伊賀者
 驚異的技能と凄じい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにしてつくられどのように生きたか。城取り、後方攪乱、探索密偵等、戦国の武器として使いちらされた危険な傭兵、詐略と非情の上に成り立つ苛酷な働きが、歴史の動きに影響を与えた不思議な人間たちを、自在に描く短編等、魅力溢れる七編を収録。(講談社文庫 裏表紙から)

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カバー装画 摩利支天像(町田甲一著、岩波グラフィックス「仏像―イコノグラフィ」より)

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・世に棲む日日(一)
 嘉永六年(1853)、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主導力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。(文春文庫 裏表紙から)

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カバー装画 北澤知己

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・世に棲む日日(二)
 海外渡航を試みるという、大禁を犯した吉田松陰は郷里の萩郊外、松本村に蟄居させられる。そして安政ノ大獄で、死罪に処せられるまでの。わずか三年たらずの間、粗末な小屋の塾で、高杉晋作らを相手に、松陰が細々とまき続けた小さな種は、やがて狂気じみた、すさまじいまでの勤王攘夷運動に成長し、時勢を沸騰させてゆく。(文春文庫 裏表紙から)

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カバー装画 北澤知己

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・世に棲む日日(三)
 狂躁の季節がきた。長州藩は既に過激派の高杉晋作をすら乗りこえ藩ぐるみで暴走をかさねてゆく。元治元年(1864)七月に、京へ武力乱入し壊滅、八月には英仏米蘭の四ヵ国艦隊と戦い惨敗・・・・そして反動が来る。幕府は長州征伐を決意し、その重圧で藩には佐幕政権が成立する。が、高杉は屈せず、密かに反撃の機会を窺っていた。(中公文庫 裏表紙から)

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カバー装画 北澤知己

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・世に棲む日日(四)
 動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し・・・・。わずか八十人で兵を挙げた高杉晋作のクーデターは、きわどく成功する。幕府は、慶応二年(1866)、この長州藩を圧し潰そうと、天下の兵を糾合し、藩の四境から進攻するが、時運はすでに移り変わっていた。戦いに勝って維新の曙光を認めながら、しかし高杉はもはや死の床にあった・・・・(中公文庫 裏表紙から)

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カバー装画 北澤知己

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・関ヶ原 中巻
 秀吉の死後、天下は騒然となった。太閤の最信任を獲得した能吏三成は主君の遺命をひたすら堅守したが、加藤清正、福島正則ら戦場一途の武将たちは三成を憎んで追放せんとする。周到な謀略によって豊家乗っ取りにかかった家康は、次々と反三成派を籠絡しつつ、上杉景勝討伐の途上、野州小山の軍議において、秀頼の命を奉ずる諸将を、一挙に徳川家の私兵へと転換させてしまう。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 巻 白

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・関ヶ原 下巻
 天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ケ原盆地に群れ集まった10数万の戦国将兵たち・・・・。老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか? 両雄の権謀の渦の中で、戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命をつなぎ、また亡び去ったのか? 戦闘俯瞰図も言うべき雄大な描写の中に、決戦に臨む武将の人間像とその盛衰を描く、波瀾の結編。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 巻 白

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・城塞(中)
 真田幸村、後藤又兵衛ら、関ケ原の合戦でむなしく敗れた豪将たちを迎えて籠城作戦をとる大坂方。みずから四十万の兵をひきいて包囲する徳川家康。かくて大坂冬ノ陣の激戦の火蓋は切られた。真田丸にたてこもる幸村の神技を思わせる戦闘指揮にもかかわらず、天守閣に大筒を撃ち込まれた淀殿は、家康の調略にのって和議に応じ、さらには城の外濠堀ばかりか内濠までも埋められてしまう。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 村上 豊

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・城塞(下)
 外濠も内濠も埋められて裸城となった大阪城に対して、家康は最後の戦いをけしかける。夏ノ陣を前にして、大坂方には、もはやいかなる勝機も残されてはいなかった。数十万の東軍を相手に、真田幸村、毛利勝永らは、家康の本営にまで斬りこむ働きをするが、後続の部隊がなく、いずれも城を墳墓に討死してゆく。秀頼・淀殿は自尽し、巨城の炎上をフィナーレに戦国時代はその幕を閉じる。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 村上 豊

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・花神(上)
 周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。動乱への胎動をはじめた時世をよそに、緒方洪庵の適塾で蘭学の修養を積んでいた村田蔵六(のちの大村益次郎)は、時代の求めるままに蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府、そして郷里の長州藩へととりたてられ、歴史の激流にのめりこんでゆく。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 星 襄一

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・胡蝶の夢(一)
 黒船来航で沸き立つ幕末。それまでの漢方医学一辺倒から、にわかに蘭学が求められるようになった時代を背景に、江戸幕府という巨大組織の中で浮上していった奥御医師の蘭学者、松本良順。悪魔のような記憶力とひきかえに、生まれついてのはみ出し者として短い一生を閉じるほかなかった彼の弟子、島倉伊之助。変革の時代に、蘭学という鋭いメスで身分社会の掟を覆していった男たち。(新潮文庫 裏表紙から)

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カバー装画 加山又造

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・韃靼疾風録(下)
 「野蛮の勃興こそ歴史の跳躍台である」。文明が衰退した明とそれに挑戦する女真との間に激しい攻防戦が始まった。世界史を切り開く動乱に翻弄される韃靼公主アビアと平戸武士桂庄助を中心として、様々な人間が織りなす壮大な歴史ロマン(中公文庫 裏表紙から)

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カバー装画 司馬遼太郎

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・菜の花の沖(一)
 江戸後期、淡路島の貧家で生まれた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく・・・・。
沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。全六冊(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(一) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・菜の花の沖(二)
 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積みの巨船が日本海の荒波を蹴り立てて往き来している。海運の花形である北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の舟を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが・・・・(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(二) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・菜の花の沖(三)
 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。
漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(三) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・菜の花の沖(四)
エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。
彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。が、すでにロシアがすぐとなりのウルップ島まで来ていた(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(四) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・菜の花の沖(五)
 ロシアは、その東部の寒冷地帯の運営を円滑にするために、日本に食料の供給を求めた。が、幕府が交易を拒絶したことから、報復の連鎖反応が始まった。ロシア船が北方の日本の漁場を襲撃すれば、幕府も千島で測量中のロシア海軍少佐を捕縛する。
商人にすぎない嘉兵衛の未来にも、両国の軋轢が次第に重くのしかかってくる・・・・(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(五) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・菜の花の沖(六)
 突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャッカに拉致されたのだ。だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである、たとえどんな難関が待ち受けていようとも・・・・
感動の完結篇。(文春文庫 裏表紙から)

菜の花の沖(六) 司馬遼太郎

カバー装画 粟屋充
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・翔ぶが如く(二)
 西郷隆盛と大久保利通 ― ともに薩摩の生をうけ、維新の立役者となり、そして今や新政府の領袖である二人は、年来の友誼を捨て、征韓論をめぐり、鋭く対立した。
西郷=征韓論派、大久保=反征韓論派の激突は、政府を崩壊させ、日本中を大混乱におとしいれた。事態の収拾を誤ることがあれば、この国は一気に滅ぶであろう・・・・(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(二) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(三)
 ― 西郷と大久保の議論は、感情に馳せてややもすれば道理の外に出で、一座、呆然として嘴を容るるに由なき光景であった ―。
明治六年十月の廟議は、征韓論をめぐって激しく火花を散らした。そして・・・・西郷は敗れた。故国へ帰る彼を慕い、薩摩系の士官達は陸続として東京を去ってゆく ― 内戦への不安は、現実となった。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(三) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(四)
 西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、明治七年、突如佐賀で叛旗をひるがえした。この乱に素早く対処した大久保は首謀者の江藤を梟首に処すという実に苛酷な処置で決着をつける。
これは、政府に背を向けて、隠然たる勢力を養い、独立国の様相を呈し始めている薩摩への、警告、あるいは挑戦であっただろうか。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(四) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(五)
 征台の機運が高まる明治7年、大久保利通は政府内の反対を押し切り清国へ渡る。実権を握る李鴻章を故意に無視して北京へ入った大久保は、50日に及ぶ滞在の末、ついに平和的解決の糸口をつかむ。
一方西郷従道率いる三千人の征台部隊は清との戦闘開始を待ち望んでいた。大久保の処置は兵士達の失望と不満を生む。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(五) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(六)
 台湾撤兵以後、全国的に慢性化している士族の反乱気分を、政府は押さえかねていた。鹿児島の私学校の壊滅を狙う政府は、その戦略として前原一誠を頭目とする長州人集団を潰そうとする。川路利良が放つ密偵は萩において前原を牽制した。しかし、士族の蜂起は熊本の方が早かった。明治9年、神風連ノ乱である。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(六) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(七)
 熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。川治に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている ― 風聞が私学校に伝わった。
明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。大久保利通の衝撃は大きかった・・・・。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(七) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(八)
 明治十年二月十七日、薩摩軍は鹿児島を出発、熊本城目指して進軍する。西郷隆盛にとって妻子との永別の日であった。迎える熊本鎮台指令長官谷千城は籠城を決意、援軍到着を待った。戦闘は開始された。「熊本城など青竹一本でたたき割る」勢いの薩軍に、緻密な作戦など存在しなかった。圧倒的な士気で城を攻めたてた。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(八) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(九)
 熊本をめざして進軍する政府軍を薩軍は田原坂で迎えた。ここで十数日間の激しい攻防戦が続くのである。薩軍は強かった。すさまじい士気に圧倒される政府軍は惨敗を続けた。しかし陸続と大軍を繰り出す政府軍に対し、篠原国幹以下多数の兵を失った薩軍は、銃弾の不足にも悩まされる。薩軍はついに田原坂から後退した・・・・。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(九) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・翔ぶが如く(十)
 薩軍は各地を転戦の末、鹿児島へ帰った。城山にこもる薩兵は三百余人。包囲する七万の政府軍は九月二十四日早朝、総攻撃を開始する。西郷隆盛に続き、桐野利秋、村田新八、別府晋介ら薩軍幹部はそれぞれの生を閉じた。反乱士族を鎮圧した大久保利通もまた翌年、凶刃に斃れる。激動の時代は終熄したのだった。(文春文庫 裏表紙から)

翔ぶが如く(十) 司馬遼太郎

カバー装画 竹内和重
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・花咲ける上方武士道
 武家もそろそろしまいだな ― 幕末、今日の公家達は武家の実体を知ることが急務になった。
朝廷の秘命を帯びて江戸下向する公家密偵使、高野側近。従うは大坂侍百済ノ門兵衛、伊賀忍者名張ノ青不動。甲賀刺客との凄惨な決闘あり、風雅な恋あり、面白さ抜群の傑作長篇。(中公文庫 裏表紙から)

花咲ける上方武士道 司馬遼太郎

カバー装画 風間完
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