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行、 様、 御中

会社宛ての申込書を、数多く受け取る機会を得ました。会社から送った返信用の封書を受け取る業務です。
封筒の形態は、よくあるように会社の所在地が印刷されて、宛先の会社の名の下に「行」と印刷されているものです。この「行」は、受取り手が(この場合は会社)が送り手(この場合は申込書を発送した人)に対して、へりくだりを表す意味も含んでいます。
印刷の時に、“〇〇株式会社 御中”と印刷すればいいように感じる方もらっしゃるでしょうが、あえて“〇〇株式会社 行”としているところに、奥ゆかしさがあり、文化があります。
郵便は、直接に相手に会うことが無いので、会う時と同様に丁寧に、失礼のないようにしたいものです。
「行」がついている返信への対応は、「行」を二重線で消して、個人あての場合は「様」、会社などの組織団体あての場合は「御中」と、消した「行」の横または下に手書きで書きます。これで返信用封筒を送った者とそれを返信した者の間で、形式的ですが相手に対して失礼のないやり取りが成立します。

今回受け取った返信用封筒には、「御中」へと変えられたものが約7割でした。老若男女の違いによる傾向は見られませんでした。なかには「様」へ変えられていた方もいらっしゃったので、気をつけたいものです。

同窓会の通知などはemailを使うようになっているようですが、結婚式への招待や二次会への参加確認には、まだ上記の郵便が使われています。間違えのないように、「様」へ変えてください。また「ご出席」や「ご欠席」を〇で囲む際も、「ご」を二重線で消すことが適当です。

なんらかの書類などを受け取る必要があって、返信用の封筒を同封して送ることもありますが、この場合も同様に、返信用の封筒に書いた自分の名前の下に「行」を書きましょう。
名前になにも書かなかったり、「宛て」を書いたりする方もいらっしゃいますが、形式どおりに「行」を書く方が良いです。

他愛もないことかもしれません。でも、小さな文化を守りたいものです。
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